私たちの研究室では、固体と液体の界面における物理現象の実験的研究を行っています。具体的には、界面の性質を調整することで如何に液体の振舞いを制御することができるかの研究を行っています。例えば、固体表面のマイクロあるいはナノスケールの構造と固液間の化学的な相互作用を組み合わせることで、ミリメートルからナノメートルの広いスケールにおいて液滴の振る舞いを制御する技術(防水、防曇、防霜技術など)を研究しています。また、分子レベルの非常に小さな流路内に閉じ込められた流体やイオンがみせる新しい性質を原子レベルで実験的に研究することも行っています。これらの研究を通して、地球温暖化、淡水生産、脱炭素型エネルギーなど、我々の直面している様々な社会課題に貢献することのできる新たな技術を創出することを目指しています。


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